上瀧和子

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メディアが描くコロナと「デジタルの日」

2021年から、10月10日および11日が国をあげた「デジタルの日」記念日となりました。デジタルに触れ、使い方や楽しみ方を見つける機会として、678の民間企業や団体が賛同、学術、産業、芸能界が参画してセミナー、シンポジウム、コンテスト、スマホ教室、ライブなど様々な取り組みが展開されると牧島 デジタル庁大臣は10月8日の記者会見で述べました。ここに様々なPRのヒントがあります。 記念日とメディアの役 […]

マーケティングとキャリア構築のPR

秋たけなわの早10月、 多くの企業でイベント月間です。コロナに伴うオンライン活用の広がりによって、さまざまな企業が生き残りをかけてデジタル変革(DX)によるより良い顧客体験、いわゆるカスタマーエクスペリエンス(CX )の向上に努めています。ニューノーマルに向けたPR視点から、マーケティングとキャリア構築の最新トレンドを読み解きましょう。 あなたのカスタマーは誰?新しいキャリアパスの作り方 お客様を […]

バックアップ30年、Kubernetes(クバネティス)の広がり

あらゆるものがバーチャルにつながる今ほど、データの大切さを痛感することはかつて無かったかもしれません。そのバックアップをの専門家、Veeam Software エンタープライズ戦略担当 VPのデイブ・ラッセル氏がIBMでキャリアをスタートした時代は、インターネットの揺籃期でした。では次世代を見据え、PRが着目すべきこれからのテクノロジー投資対象とは何でしょう。ラッセル氏ならびにヴィ―ム・ソフトウェ […]

丁寧なPRがもたらすメンタルヘルスと株価への影響

著名人が示すメンタルヘルス危機、揺れる政界と株価。人間であることと、その集合体である組織および経済運営の難しさを痛感します。企業のPR支援にあたるPR会社にいたら、なおさらです。 ローリングストーンズの語源となった「転石苔を生ぜず」ということわざには、「変化しないことを良し」とする古代ローマからイギリスに引き継がれた価値観と、「変化を良し」とする建国来の歴史が比較的新しいアメリカの価値観それぞれに […]

ギネス記録から学ぶ、誰にも奪われない体験PR

パブリックとプライベート、オンとオフ。長びくコロナ下で、身心の「境界線」を設けるよう推奨する企業が増えています。何時から何時まではPCを触らない、何日から何日までは仕事を離れるなど、従業員に「自分」を取り戻す時間を取るよう促し、やる気、士気、生産性を高めて、事業継続を推進しているのです。では広告、広報などの仕事のジャグリングで身心の負荷がかかりやすいPRにおいて、いったいどうバランスを保ったらよい […]

DX庁発足、職場を民主化するエッジコンピューティング

東京パラリンピック最中の 9月1日 、デジタル庁が発足しました。長い間掛け声倒れだったDXの推進は企業にとって悲願ともいえるでしょう。クラウド利用が進み、新しい働き方やビジネスのあり方を支えるデータは増加の一途。企業のデータ保護管理の重要性とともに、エッジコンピューティングのニーズの高まりに注目が集まっています。ヴィ―ム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長の古舘 正清氏ならびにVeeam 製品戦略 […]

人は見た目に踊らされる、ルッキズムを超えるPRの力

労働力の不足とともに増える外国人就労の影で、外国籍の子どもへの日本語教育のひっ迫が問題視されています。少子高齢化への解決策として外国人就労を歓迎する日本の表向きをよそに、その家族へのケアが見落とされているのです。言語という、人間の表現の根源となる手段の支援が不足しています。 その点、アメリカにおける外国人への英語教育は浸透しています。共同ピーアールでPR支援にあたる筆者が 30年近く前、 ニューヨ […]

古代、大陸は一つだった―インターネットで世界をつなぐ「プロジェクト・パンゲア」PRがもたらす希望

人類初の無観客形式で東京の夏季五輪が開幕、さまざまな試合から生まれるドラマが感動を呼びました。205カ国・地域と難民選手団を合わせ約1万1000人の選手が集まるトップアスリートの試合が、画面越しに世界中のサポーターから観戦、応援されました。一方で、残念なことに世界の人口の約半数がいまだインターネットにアクセスできていないのが現状です。多くの人々が貧弱にさらされ、情報へのアクセスが制限されているので […]

オンラインが可能にする高校生のムーンショット、SDGsの舞台は宇宙へ

この夏、コロナ下で2回目となったオンライン開催を伴う「FOCUS 第4回全国高校生SRサミット」に 100校を超える国内外の高校生たちが参加しました。 新たな試みとして小学生や中学生も参加し、 大学生や大人のメンターの支援を受けて開催。「混ざって創る、混ざって変わる、違いを楽しめ」を合言葉に、それぞれが人類が月に到達する ムーンショットのように歴史を変える社会課題解決のアイディアを膨らませ、 SD […]

多様性と調和を左右するD&I「言葉選び」の魔物と魔法

先日、PRのお手伝いをしているある企業のストーリーをまとめるとき、編集メンバーで「夫婦の呼称」議論になりました。最初の原稿では「ご主人がxxx、そして奥様がxxx」という表現だったのでわたしは「夫、妻」への修正を提案しました。編集メンバーは男女半々、全員既婚者で、ジェンダー平等観点からは「夫、妻」が正しいだろうという指摘には異論がなかったのです。 とはいえ、エモーショナルなストーリーの中で主人公の […]

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