株式会社ネタもとと資本業務提携
ベンチャーから上場企業まで成長段階に応じた幅広いPRサービスを提供
総合PR会社 共同ピーアール株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷 鉄也)は、企業・団体と報道関係者をつなぐ情報マッチングプラットフォーム「ネタもと」を運営する株式会社ネタもと(本社:東京都港区、代表取締役:本村 衆)と資本業務提携契約を本日締結いたしました。
両社が融合することで発揮する事業間のシナジー効果
当社は、日本におけるPR業界の黎明期からパブリックリレーションズの概念の普及に努めてまいり、業界初の株式上場を果たしたPR会社です。当社の主力サービスは、PR専門のコンサルタントが行う付加価値の高い広報活動のコンサルティングと活動の代行です。そのため、当社の顧客は、広報やPRに対して多くの予算を持っている上場企業やグローバル企業が中心となっています。
一方、株式会社ネタもとは、PRサービスにデジタル技術によるマッチングの考えをいち早く導入した企業です。同社の主力サービスは、企業・団体と報道関係者をつなぐ情報マッチングプラットフォームであり、月額8万円という低価格で顧客企業とメディアのマッチング機会を提供しています。同社のサービスは、中小企業が中心であり、既に数百社の企業が利用し、業界で新たなポジションを確立しています。
以上のように、両社は同じPR業界において、互いに異なる顧客企業を持ち、また互いのサービスを補完できる関係にあることから、本資本業務提携によって両事業に対してシナジー効果を発揮できると判断いたしました。
当社最大の強みであるメディアリレーションズのプラットフォーム化に着手
また、本資本業務提携によって、当社はまだ開拓できていない一方で、今後の成長が期待できるベンチャー企業やスタートアップ企業に対しても、長期的な視野で当社の主力サービスであるPRのコンサルティングを提供できると考えています。また、当社が創業以来、‟フェイス トゥ フェイス“をモットーとして築き上げてきたメディアリレーションズ(メディアとのネットワーク)を、同社のプラットフォームに加えて、より精度が高いマッチングサービスを実現できると考えています。さらに、当社が今期新たに発表した2つのプラットフォームサービス『PR TODAY』や『デジマナ』についても、同社の営業力を活用して、幅広い顧客へ展開することを考えています。
当社は、本資本業務提携によって、企業の成長段階に応じた幅広いPRサービスを提供できるようになります。それは、当社の「顧客の100年のコミュニケーションをつなぐ」という経営理念を実現することにつながると考えています。
資本業務提携の内容
資本提携の内容
当社は、ネタもと社の代表取締役である本村氏が保有するネタもと社の普通株式の一部(50株(同社の議決権割合の約2.18%))を株式譲渡として取得する予定です。
業務提携の内容
1.顧客紹介
ネタもと社の顧客に対して、当社コンサルティングサービスを提供する機会を得る。
2.共同開発
当社の持つメディアリレーションズをネタもと社の情報マッチングプラットフォームに活用して、より精度の高いマッチングサービスに改良する。
3.営業力強化
当社が保有するサービス、または、ネタもと社が提供しているサービスを相互に販売する。
本提携相手先の概要
名称 | 株式会社ネタもと(旧社名:リアライズ) |
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所在地 | 東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル4F |
代表者 | 代表取締役 本村 衆 |
資本金 | 1億5,200万円(資本準備金を含む) |
事業内容 |
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設立 | 2000年11月 |
URL | https://netamoto.co.jp/ |
本提携の日程
1.取締役会決議日
2019年5月23日
2.資本業務提携契約締結日
2019年5月23日
3.株式取得日
2019年5月24日
株式会社ネタもと
2000年の設立以来、コミュニュケーション領域において事業展開。2005年に企業と報道関係者をつなぐ情報のマッチングプラットフォーム「プレスリリースプラットフォーム」(現:「ネタもと」)を開始して事業領域をPRにフォーカスしています。ミッションに「すべての人にPRを」を掲げて、従来あまり広報・PR活動を行っていなかった中小・ベンチャー企業をメインターゲットに、低価格で広報・PRノウハウとメディアとの接点を提供しています。
本件についてのお問い合わせ先
共同ピーアール株式会社
コーポレート本部 経営戦略部 高木、山田
Tel:03-3571-5172 Fax:03-3571-8171