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ギネス記録から学ぶ、誰にも奪われない体験PR

パブリックとプライベート、オンとオフ。長びくコロナ下で、身心の「境界線」を設けるよう推奨する企業が増えています。何時から何時まではPCを触らない、何日から何日までは仕事を離れるなど、従業員に「自分」を取り戻す時間を取るよう促し、やる気、士気、生産性を高めて、事業継続を推進しているのです。では広告、広報などの仕事のジャグリングで身心の負荷がかかりやすいPRにおいて、いったいどうバランスを保ったらよいでしょう。

そう考えさせられる中、共同ピーアールで夏休みを取得した筆者も1週間、家族と一緒にデジタルデトックスを実施することとなりました。ほぼノープラン、親子3人その日暮らしの気ままな移動。

とはいえ最初は、仕事に支障が生じないことを見守りながらメンバーシップマーケティングから観光PR、パブリックアフェアーズまで幅広くオンライン勉強する気満々だったのです。しかしなんと「WiFiが入らない」という初歩的な理由で、強制的にほぼオフフランの世界へ。こういう時こそ、仕事を引き継いでくれるチームのありがたみが身に沁みます。

山あり谷あり筋肉痛ありの休暇を終えて日常に戻り、溜まったメール、チャット、各種プラットフォーム上のメッセージを読み、急いで各種のキャッチアップコールを設定する半日間は、追いつけるものかと焦りました。なんとか業務後にIABC Japan の2021ワールドカンファレンス報告会 第1回「基調講演ハイライト」ウェビナーに登壇してファイザー社サリー・サスマン氏、NASAジョンソン宇宙センター イシドロ・レイナ氏キーノートを解説。無事、軌道に乗ったことを確かめました。

こうして気持ちを切り替えられた理由の一つは、真っ暗で何もない、音もない宇宙旅行から3度目の帰還を遂げた、JAXA宇宙飛行士の野口聡一氏の言葉による支えでした。日経ARIA記事 野口聡一さんが宇宙からスマホに電話をくれたから、野口氏と親交のあるジャーナリストの長野智子氏とのやり取りを紹介しましょう。

長野 改めて、これまで3回の宇宙滞在、4回の船外活動をされました。さらに15年ぶりの船外活動と、3種類の着陸方法(滑走路・地面・海上)を達成されたことはギネス世界記録にも認定されました。ここまでの偉業を成し遂げられてきた中で、何か自身の中にぶれない軸のようなものがあるのでしょうか。

野口 ぶれますよ、私も。お年ごろなので(笑)。

長野 私もぶれます。同年代のお年ごろなので(笑)。

野口 ハハハ。これは1回目の宇宙から帰ってきたときから変わらないのですが、宇宙で体験したことは自分だけのものであり、今後なにがあろうと、会社を辞めさせられようと、社会で糾弾されようが、褒めたたえられようが、宇宙体験そのものは僕から奪われるものではないという、そういう感覚がすごくありました。

自分の体験が、内なる力になる―。
これは、客観的な影響度 や売上との因果関係などの可視化や数値化を、感覚、感性、人道などの観点から洞察する必要があるPRの仕事において、背中を押される言葉です。

共同ピーアールが担うたゆまない情報流通の中で、休むことに対して無意識に覚えていた罪悪感を自己認識し、 休暇への感謝があふれた体験でした。

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