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PTAのデジタルトランスフォーメーション(DX)

デジタル庁新設とならび、 学校でもデジタル化が進んでいます。文部科学省がGIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想のもと、義務教育おけるコンピューターとネットワークの整備をけん引。IT活用による学びの進化が期待されます。一方で、保護者が所属するPTA( Parent-Teacher Association)でも、草の根のデジタル化が進んでいます。PR会社の視点から、等身大で意欲的な事例を紹介します。

コロナは学びのチャンス

コロナ禍の長期化は、学校だけでなくPTAにも根本的な見直しの機会をもたらしています。任意、善意の保護者が参加する「PTAを面白がる会」内の意見交換も活発です。前例踏襲に甘んじず、コロナ下でも学びを止めないディスカッションを通して、将来のためのPTA運営とはを模索しているのです。

こうした場では、家庭教育の場で男性がマイノリティになっていることへの問題意識が強くにじみます。それぞれの保護者が、例えば広報、広告、ライティング、コミュニティ運営など自分の強みを活かして、社会を変えようと一歩を踏み出している。草の根から、悪化する日本のジェンダーギャップを埋めに行く活動です。

参考:面白いPTAの改革事例
PTAの広報づくり体験

PTAと企業をマッチング

広告と保育園運営の経験を活かす合同会社さかせる(代表 増島佐和子氏)では、新規事業として 保育園、小学校から高校まで PTAと企業を結ぶマッチングサイトPTA’S(ピータス)を開発しています。

PTAは、子どもの学校生活をより安全に豊かにするためのサポート活動であるはず。こうした信念のもと、さかせるは旧来のアナログなPTA活動による女性への過重な負荷、いびつさを問題視。PTA業務を効率化することで、就業の有無、父母いずれかに関わらず、子ども達のために積極的に参加できるPTAの枠組み作りに貢献しています。PTAのDX支援の取り組みです。

神奈川県が実施する、ビジネスを通じて社会課題を解決するスタートアップ支援「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム」にも採択されています。

ピータス PTA’S 開発実験室は FacebookTwitter で最新情報を公開しています。

オンラインツールを駆使

「卒対を楽しくラクに乗り切る本」「PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本」の著者、長島ともこ氏は「Withコロナ時代のPTA、 オンライン化で参加しやすいコミュニティに」(All About、株式会社オールアバウト)を執筆。

PTA役員、会員間の情報共有ツールとしてZOOM、LINE WORKS、BAND、SLACK、サイボウズOffice、そして保護者アンケートツールとしてGoogleフォーム、クリエイティブサーベイを紹介。その他、PTA運用のためのオンラインツールも紹介しています。

子どもにとって、親はもっとも身近な手本のひとつ。PTAにおける活動の本質の見極め、戦略の立案と実践、ツール導入やDX推進は、ビジネスに共通する大切な資質です。主体的なPTA活動は、豊かな子育て、自らの人育てに役立ちます

因習にとらわれない新しい取り組みが将来を拓く。 それはリスクをコントロールする危機管理にもつながります。PRとIT、デジタルの力で、 多様性を包み込む持続可能な社会を作りましょう。

運営者情報
共同ピーアール株式会社

TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG) Musio
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