広報の学校『広報効果測定講座≪WEB受講可・アーカイブ特典付き≫』
締切日
2018.07.24
開催日:2018年7月26日(木)10:00~18:00 <受付開始9:30>
対象者
広報部門の責任者・担当者
本講座の特色
広報効果測定はこれまで広報部門にとって重要でありながら最も困難な『永遠のテーマ』と言われ続けてきました。経済広報センターの「企業の広報活動に関する意識実態調査」でもずっと広報部門の日頃の悩みで他の項目を大きく引き離すトップの座を占め続けてきました。
しかも、今は「数字や指標で具体的に成果を示せない活動には予算はつけられない」時代です。「広報は数字では測れないもの」といった論理はとっくに通用しなくなりました。やむなく多くの広報部門ではメディアの掲載量を広告換算する手法を利用してきたのが実態です。広報活動は社内から活動実態とその成果が見えづらい特徴ゆえに、その重要な役割が評価されず単なるコストセンターと見られがちです。広報部門が中軸業務のコーポレートブランドの維持・強化に加えて、インナーモチベーションの活性化や企業の危機対応力の源泉である組織文化、企業風土としてのリスク認識・耐性強化といった新たな役割を果たすのにも広報効果のみえる化が必要なのです。
そもそも効果測定は目標が明確、かつ比較可能な指標で、体系的に階層化された数値として設定されることが不可欠です。かつ、最終的な成果のKGI(重要達成指標)とPDCAサイクルのプロセス管理指標のKPIとの因果関係を明らかにしてPDCAサイクルへフィードバックすることで初めて意味をもつのです。
メディアが時間と空間を超える存在へ大きく構造変化し、情報接触のパラダイムシフトが今起こっています。活字メディアは高齢者中心の媒体となり、TVも若年層のTV離れに加えリアルタイム視聴からタイムシフト視聴へと大きく変化する一方、ソーシャルメディアが大きなパワーを持つに至りました。ニュースはソーシャルメディアで知る時代、信頼できる情報源は知人・友人と企業のオウンドメディア、ネットの口コミ情報という時代が到来したのです。こうした時代にあって、広報活動にとって効果測定がなぜ必要かといった本質から考えることが必要になっています。
本セミナーは、広報効果測定に関する基礎から実務知識までをトータルに学ぶ体系的・実践的研修修です。 広報の基礎、実務教育の一環としてご参加下さいますようご案内申し上げます。
日時
2018年7月26日(木)10:00~18:00 <受付開始9:30>
講座概要
詳細はカリキュラムをご覧ください。
講師
■秋山 和久
株式会社タンシキ 代表取締役 兼 経営・広報研究所長
媒体側(記者)、受注側(PR会社、広報コンサルタント)、発注側(広報実務)をすべて経験した広報コンサルタント。2016年6月に株式会社タンシキを設立。企業・自治体・研究機関等の広報戦略策定や目標設定、広報人材育成等、広報に係るマネジメント領域の支援を中心に行う。
■呉 慶和
PR総研客員研究員、工学院大学大学院システムデザイン専攻講師
東京理科大学理学部応用化学科卒。理想科学工業、日本カラーデザイン研究所、トータルメディア開発研究所、日本アプライドリサーチ研究所経営・マーケティング開発室取締役主幹研究員を経て現在、株式会社ドゥリサーチ研究所主幹研究員データストラテジスト、工学院大学大学院システムデザイン専攻講師。
専門分野は「調査」「ブランド開発」「ブランドメッセージ開発」「ブランドVpI開発」。
著書に『再入門利益が上がる「市場調査」のやり方』。マーケティングサイエンス学会、オペレーションリサーチ学会、各会員。
■篠崎 良一
PR総研所長(広報の学校 学校長)、広報コンサルタント、危機管理広報コンサルタント、メディアトレーナー
早稲田大学第一文学部社会学専攻卒。出版社(日本実業出版社、ローリングストーンジャパン)を経て、共同ピーアール㈱入社。取締役副社長を経て現職。2003年5月『広報の学校』を開校。2013年1月『PR総研』を設立。
企業・団体の総合広報カウンセリング、TOP広報コンサルティング、広報戦略策定、広報活動調査、広報部創設・育成指導、メディアトレーニングを担当。
著書に『入門メディアトレーニング』(アニモ出版)、『実践企業広報マニュアル』、『会社を守る!もしものときのメディア対応策』(共にインデックス・コミュニケーションズ)、『広報・PR概論』(共著、同友館)、『広報・PR実務』(監修、同友館)、『パブリックコミュニケーションの世界』(共著、北樹出版)他がある。
(社)日本PR協会認定『PRプランナー』試験委員。
会場
広報の学校 銀座教室(共同PR株式会社 研修室)
東京都中央区銀座7-2-22 DOWAビル3F
定員
35名(会場受講)
受講料
3万5千円(消費税込、レジュメ・資料、昼食代含む)
※当日は昼食にお弁当をご用意いたします
申し込み
1.「受講申込書」に会場受講かWEB受講のいずれかを明記のうえ、FAXでお申し込み
下さい。
★WEB受講をご希望の方は、申込前にインターネット環境をお確かめ下さい。
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■ライブ配信概要
・配信は、リアルタイム中継映像となります。
セミナー終了後、アーカイブ視聴期間にて2週間視聴することが出来ます。
ライブ中継を見逃した方、繰り返し受講されたい方はご活用ください。
アーカイブ視聴期間は別途ご連絡いたします。
・セミナー配布資料(PDF)は、ダウンロード可能です。
(事前にプリントアウトしてご参加ください)
・1IDで1ユーザーのみ視聴が可能です。(1IDで複数の方は受講できません)
・お申し込みの前に必ずインターネット環境をお確かめください。
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合があります。
以下のサンプル動画が閲覧できるか、事前にご確認の上、お申し込みください。
■テスト視聴サイト
https://deliveru.jp/pretest5/
ID livetest55
PW livetest55
※当日に「閲覧できません」旨ご連絡をいただいても、
応じかねますので必ず事前にご確認ください。
■推奨環境について
今回の動画配信は、株式会社ファシオの
配信プラットフォーム「Deliveru」を利用しています。
推奨環境・ご質問は下記URLをご参照ください。
◎推奨環境 https://deliveru.jp/faq/#Q7
◎よくあるご質問 https://deliveru.jp/faq/
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2.「会場受講」を申し込まれた方には、事務局より「受講証」を郵送いたします。
「WEB受講」に申し込まれた方には、事前に受講方法をメールでご連絡します。
3. 受講をキャンセルされる場合は、前日までにご連絡ください。
ご連絡がない場合は、受講料の返却はできかねます。
FAX送付先
FAX:0120-653-545
※キャンセルは前日までに必ずご連絡ください。
締め切り
<会場受講> 7月24日(火)必着
※お申し込み順、定員になり次第締切りとさせて頂きます。
<WEB受講> 7月17日(火)午後5時必着
受講料支払方法
下記の口座にお振込み下さい。
三菱UFJ銀行 銀座通支店
(普)0656224
(口座名)共同ピーアール株式会社
※請求書が必要な方は申込書にご記入ください。
※当日、現金でのお支払も可能です。(申込書通信欄にご記入ください。領収書を発行いたします)
※お申し込みされた方が参加できない場合の代理参加は可能です。
※お申し込みが少数の場合、実施しないこともございます。(受講料は返金いたします)
※受講をキャンセルされる場合は、前日までにご連絡ください。ご連絡がない場合は受講料の返却はできかねます。
添付PDF
本セミナーのご案内PDF [928 KB]
カリキュラム
No | テーマ | 内容 |
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1 | 【講義】効果測定とは | ・広報の仕事の特徴 経営活動における広報業務の位置づけ/広報は効率ではなく効果の最大化を考えることが基本姿勢 ・効果測定とは あくまでも効果を測定するものが効果測定/アセスメント・目標設定・KPI等の様々な周辺概念を整理し「効果測定」のスコープを理解する ・効果測定のステップ ・広報活動で一般的に指標として活用されているもの ・活動プロセスに応じた指標例 報道対応/社内広報/ホームページ/SNS |
2 | 【演習】効果の測定方法を考えるワーク | ・期待効果を考えるワーク 個人ワーク/意見交換 ・期待効果を検証可能なデータに置き換えるワーク 個人ワーク/意見交換 |
3 | 【演習】目標設定演習 | ・検証可能なデータを目標として記述するワーク 解説:目標の設定方法 演習:個人ワーク/意見交換 |
4 | まとめと質疑応答 | 全体の質疑応答 |
5 | ブランド広報効果測定 | ・ブランドの定義と広報戦略 ・コミュニケーションモデルの変化と広報戦略 ・ブランドパワーの測定(ケーススタディー) 。効果測定を次のブランド広報戦略に活かす |
6 | 次世代のコミュニケーションモデルと広報効果測定 | ・コミュニケーションステップとメディアの役割 ステップ別KPIの設定 ・SNSの活用とオウンドメディアの評価 ・クロスメディア分析 ・社内モチベーション向上と広報戦略 |
7 | 危機管理広報 | ・危機管理広報等はなにか ・予兆事象を捕まえ、危機に備え、回避する ・ダメージを測定し、ピンチをチャンスに変換する |
8 | まとめと質疑応答 | ・全体の質疑応答 |
9 | バルセロナ宣言 効果測定指標 | ・効果測定に関する7つの原則(バルセロナ宣言) ・広報効果測定のKGIとKPI(KGI=アウトカム指標、KPR=インプット指標、アウトプット指標) |
10 | 広報効果測定の前提と目的 | ・そもそも広報の目的は?<目標設定と効果測定> ・広報活動の基本要素<①誰に(ターゲット) ②何を(キーメッセージ) ③どのメディア(ターゲットメディア)で ④どの方法(PR手法)で伝え ⑤どういう行動(態度・行動変化)を取ってもらう> ・2つのパラダイムシフト<①情報接触の5つの構造変化 ②ターゲット自体の変化(マスの消滅とクラスタ・小集団化) |