「著作権・文章表現・校閲」専門講座
締切日
2019.11.28
開催日:2019年11月29日(金)10:00~16:20 <受付開始9:30>
対象者
広報・社内報・WEB・オウンドメディア・宣伝広告担当者
本講座の特色
①校閲、文章表現、著作権のリスク管理のエキスパートが基礎から実践までをわかりやすく指導。
②過去の新聞記事などを事例にドリル形式で間違い、問題点を見つける演習(トレーニング)を実施。
日時
2019年11月29日(金)10:00~16:20 <受付開始9:30>
講座概要
ネット社会になり、著作権侵害、人を不快にさせる文章表現、校閲ミスによるトラブルが急増しています。 誰でも自由な情報発信が可能になり、発信する情報量の激増と専門知識不足が、この背景にあるといわれています。
広報活動では、誤字、脱字、数字や氏名、社名の間違いといった単純なミスに始まり、文章表現のちょっとした誤りや著作権侵害が企業の信用を大きく失墜させることが起こっています。
人種、民族、病気、障害、ジェンダー、職業などで無意識に使っている言葉が差別表現となり、人を不快にさせ、傷つけ、人権侵害となり、目的と全くの逆効果になることは絶対に避けねばならないことです。
著作権侵害は民事での損害賠償は勿論、差し止めや廃棄に加え、刑事罰(最長懲役10年)の可能性すらある重大リスクです。
しかし、こうした文章表現のリスクや著作権侵害を防ぐための基礎知識や実務上のノウハウを修得する機会は極めて少ないのが現実です。また、独学ではなかなか実践で活用できるスキルが身につかないものと言われています。
本講座は、約100名の校閲記者や著作権(知財)専門記者を擁する朝日新聞社(ジャーナリスト学校)の協力を得て、校閲と著作権のエキスパートによる講義と過去の新聞記事や事例を使ったドリル形式やクイズで間違い、問題点を見つける演習を組み合わせた実践的研修です。
広報実務教育の一環としてご参加いただけますようご案内申し上げます。
講師
◆上治 信悟 朝日新聞社ジャーナリスト学校ディレクター
早稲田大学政治経済学部卒業後、1980年朝日新聞社入社。社会部記者、ニューヨーク支局記者、福島総局長、静岡総局長を経て知的財産担当補佐。
日本新聞協会新聞著作権小委員会幹事、日本複製権センター幹事なども歴任し、現在朝日新聞社ジャーナリスト学校ディレクター。
◆比留間 直和 朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部 統括デスク
1993年に校閲記者として朝日新聞社に入社、主に用字用語を担当。社外ではJIS漢字コードの策定・改正にも参画。
日本新聞協会新聞用語懇談会委員。2016年4月から㈱朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部統括デスク(用語担当)。
会場
「広報の学校」銀座教室 東京都中央区銀座7-2-22 DOWAビル3F
定員
35名
受講料
4万5千円 (消費税・レジュメ・資料・昼食代含む)
※当日は昼食にお弁当をご用意いたします。
申し込み
申込書にご記入の上、FAXでお送りください。
FAX送付先
広報の学校「著作権・文章表現・校閲」専門講座 係
FAX: 0120-653-545
※キャンセルは前日までに必ずご連絡ください。
締め切り
11月28日(木) 12時必着
※お申し込み順、定員になり次第締切りとさせて頂きます。
受講料支払方法
下記口座にお振込みください。(振込期限:2019年12月20日)
みずほ銀行(0001) 八重洲口支店(026) 普通預金 口座番号:2677982
口座名義 : 共同ピーアール株式会社セミナー口
口座カナ : キョウドウピーアール(カ)セミナーグチ
※ 当日、現金でのお支払いも可能です。(申込書通信欄にご記入ください。領収書を発行いたします)
※ 受講をキャンセルされる場合は前日までにご連絡ください。ご連絡がない場合、受講料の返却はできかねます。
※ お申し込みが少数の場合、実施しないこともございます。(受講料は返金いたします)
添付PDF
セミナー概要/受講申込書 [1 MB]
カリキュラム
No | テーマ | 内容 |
---|---|---|
1 | 著作権の基礎 | 今、著作権を学ぶ意義/著作権侵害の原因/侵害のリスク/そもそも著作権とは/定義/著作者/著作権と著作者人格権/複製権・公衆送信権・翻案権/著作者人格権/例外(私的複製・引用)/リスクを避けるには/隣接権 |
2 | 間違いの見つけ方(校閲) | 校正と校閲/校閲の仕事/データチェックの基本/落とし穴は「知ってるつもり」/字を見る目/文脈・文意の把握/数字の点検/ことばを正しく使う/見出し、写真、図の点検/読み合せ/表記ルール/参考資料 ドリル(演習) |
3 | 不快にさせない文章表現 (差別・ジェンダー他) | 差別表現(人種、民族、地域、部落差別、障害、病気、ジェンダー、職業)/固定観念/安易な比喩/ジェンダー(ガイドブック)/事例/イラスト/写真 |